二十一世紀のエネルギー戦争
2024.01.18
YM
//php categories_label() ?>ご報告が遅くなってしまいましたが、去る1/15(月)は11回目のやまと三橋塾(YM)でした。
今回は「二十一世紀のエネルギー戦争」というテーマで、原油や天然ガス、原子力といったエネルギーのことについていろいろと教えていただきました。
冒頭に三橋先生がおっしゃった「穀物(食料)やエネルギーといった平時のコモディティ商品は、非常時には戦略物資になる」という言葉がとても印象的でした。開戦から2年が経過した今のロシアの状況が、このことを如実に物語っていますよね。
最近「カーボンニュートラル」という言葉をよく耳にしますが、この言葉の定義を語れる人は案外と少ないのではないでしょうか。
カーボンニュートラルとは、一言で言えば「温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること」です。この施策自体になんとも気持ちの悪い印象を受けますが、そもそも「温室効果ガス」という呼び名に私は違和感があります。
単純に「二酸化炭素」ないし「CO2」で良くないですか?
こういった「呼び名」一つ取っても、いろんな人のいろんな意図が入っているのでしょう。
本施策に限らずですが、天上人たちは勝手に新たなルールを作ってそれをあたかも”正義”であるかのように(国連等を使って)世界に喧伝し、無から有を生み出す「錬金術」を良くやってきます。
これらを今すぐに拒否することは不可能ですが、中長期的には我々大経連の力で、こういった「錬金術」に対しても「日本人はNOだよ!」と言えるようになれると良いなと思ってます。
あともう一つ、三橋先生が考案した「エネルギー政策のトリレンマ」の話も興味深かったです。
「エネルギー安全保障」と「安価なエネルギー価格」と「カーボンニュートラル」の3つは、どう頑張っても同時に2つまでしか実現できません。
では我が国はどの状態を目指すのか?
個人的には、「カーボンニュートラル」をご遠慮したい所ですけどね。
セミナー後にはYouTube動画も撮影しましたので、来月上旬くらいにはアップできるかと思います。
そちらもぜひお楽しみに!